東名高速バスは急行、特急、超特急の3種類にグレードが分けらる
東名高速バスは東名ハイウェイバスとも呼ばれ、東京と名古屋を結ぶ東名高速道路を走る路線バスを指します。正式な路線名称は東名高速線で、JRバス関東、JR東海バス、JRバステックの3社で共同運行しています。
東名高速バスは急行、特急、超特急の3種類にグレードが分けられています。急行は東京駅と静岡駅の間、静岡駅と名古屋駅の間の2区間となり、東京から名古屋への直通はありません。
特急は「東名ライナー」と呼ばれ、東京駅と静岡駅の間(臨時)、東京駅と浜松駅の間、東京駅と名古屋駅の間の3区間で運行されています。東京と名古屋を結ぶ区間では、4列ワイドシートの車両が使われています。
東名高速バスは前日までの購入で20%割引に!
超特急には「スーパーライナー」と「ノンストップライナー」の2種類があります。どちらも運行区間は東京駅と名古屋駅の間となります。
「スーパーライナー」は4列ワイドシート車両、「ノンストップライナー」では一部座席に電源が付いた4列楽座シート車両が使われています。「ノンストップライナー」は文字通りのノンストップ運行で、所要時間は下りが5時間20分、上りが5時間40分となっています。1日上下各1便の運航となります。
乗車券はJRバスの窓口やバスの車内、高速バスネット、各旅行会社で購入できます。乗車券は電話もしくはインターネットで予約を受け付けており、発車0分前までに購入すれば良いことになっています。
座席予約は「スーパーライナー」や「ノンストップライナー」については、上りは名古屋駅から東名静岡までの乗車分について、下りは東京駅から東名静岡までの乗車分について指定することができます。
「東名ライナー」については、上りは名古屋駅または浜松駅から東名静岡までの乗車分について、下りは東京駅から東名静岡までの乗車分について指定することができます。 料金もお手頃です。東京駅と名古屋駅の間では往復割引きっぷ(6日有効)もあります。学生割引以外にも乗車券の各種割引を行っています。東名高速バスは前日までの購入で20%割引となる「早割1」(月曜日から木曜日限定)、高速バスネットでクレジット決済による購入の場合は5%割引の「ネット割」があります。
東名高速バス(東名ハイウェイバス)は昼間運行の高速バス
ところで東名高速バス(東名ハイウェイバス)は午後7時くらいまでの時間を最終とする昼間運行の高速バスです。新幹線と比べても手軽さがうけて、年々利用者が増えています。
ちなみに夜間に走る東名高速バスは「ドリーム号」と呼ばれるもので、深夜に始発の駅を出発して明け方に到着駅に着くものです。こちらはJR東海バスにより運行されています。